設立趣意書

 

一般社団法人 明石青年会議所 設立趣意書

1959年(昭和34年)市民社会の青年指導者へのあふれる期待の中で、全国186番目の明石青年会議所が誕生致しました。

私達、明石青年会議所はその設立時より今日まで地域に深く根を下ろし、市民社会の一員としての自覚を基礎に、あらゆる方向に渡る市民活動と社会への問題提起を唱えてきました。

異なった職業をもつ20歳から40歳までの青年がお互いの友情を信じ、信頼を通じて福祉、経済はもとより各地青年会議所の古い体質の中でとかくタブー視されておりました、政治への正しい意識高揚にも積極的な姿勢を見せ、その実行力は当時の選挙管理委員会へも波紋を投げかけ、市民の大きな賛同を得ることが出来ました。

また近年急流する時代変革の中であらためて「教育」の底辺を見つめ、青年指導者として、次代の若者の健全なあり方を日常生活の中から育成しようと、教育の問題点をクローズアップし、アンケートで呼びかけ市民の総力を一大市民集会にまで高め、市民運動の旗手として地域に密着した事業活動の展開は各界より高く評価され、多大の信頼と期待を寄せられています。

さらに1965年(昭和40年)より相次いで取り組んだ「明石少年少女団スポーツテスト大会」「肢体不自由児愛の慰問」は本年で9年目を迎え、市政を一歩先んじた福祉活動は兵庫県より例年「のじぎく賞」を受け、まさしく青年会議所の明るい豊かな社会を築く運動の実践に正面から取り組んでおります。

このほか多くの事業はJC新聞市民版発行と共に市民にも呼びかけ、青年会議所の決して一人相撲に終らない市民運動としての姿勢に絶大な共感を呼び、日刊新聞誌上にも大きく取り上げられ、増々その期待の高まりを感じるに及びました。

ここに至り私達はさらに足元を見つめ、近代都市に変貌しようとする明石市政の激動の中で、市民運動をより大きな輪に広げるために、今立ち上がる時を決意致しました。この様に市民と手を握り合った青年会議所運動を任意の団体として運営されるのでなく、より組織的、継続的に運営するためには「法人化」実現を待望する声がOB会員を含め170名近くの会員相互の中から自然に湧き上りました。

ここに青年会議所綱領を高らかに想起し、より公益のための責任と郷土の繁栄に貢献せんことを祈願し、現在の明石青年会議所を発展的に解消して社団法人明石青年会議所を設立したいと考えます。

昭和48年6月11日
明石市本町1丁目1番32号
明石商工会議所内
社団法人明石青年会議所
設立代表者 理事長 森本満