【漁師町 明石】

やはり明石といえば、鯛、蛸に代表されるように漁業の街という印象が強いのではないでしょうか。
実際に、漁師さんのお仕事場を見て、海鮮を食べる、そんな休日はいかがですか!?

【写真リスト】

瀬戸内海に面する明石は昔から漁業が盛ん。東西16キロにも渡って瀬戸内海に接しており、
底引き網や船引き網など網を使った漁法の他に蛸を捕獲するための壺や籠などを使った漁も行われています。また海苔やワカメの養殖も盛んです。

目の前の明石海峡は一番狭い部分では3~4キロしかなく、また最速で時速15キロを超えるほど海流が速いため泳ぐ魚は鍛えられて身が引き締まり、また豊富なエサを食べているため美味しくなると言われています。写真は市場でのセリの様子ですが、早朝ではなくお昼頃にセリが行われる昼市の「昼網」という独特の文化が明石にはあります。ここで取引されるのは、播磨灘や明石海峡で獲れた「まえもの」と呼ばれる地元の魚。ここで競り落とされた魚がすぐさま店頭に並べられます。
明石の海の幸が美味しいのはこの昼網も理由の1つです。

そして、その明石の魚が並べられるお店の代表格が魚の棚商店街。
地元では「うおんたな」と呼ばれるこの商店街、その成り立ちは約400年前に明石城の築城と共に城下町が誕生し、その際に町割りを設計した宮本武蔵によって完成されたとも言われる古い歴史を持つ魚市場です。
設計時は町の東部を商人と職人の地区、中央部を東魚町、西魚町などの商業と港湾の地区、
西部は樽屋町、材木町や漁民が住む地区というように町割りがなされました。
東魚町、西魚町が現在の魚の棚商店街の原型です。町の中央で明石城に近い場所に置かれていたことから当時より明石の町において魚が重要なものと考えられていたことが分かります。
現在では約350メートルの東西に延びるアーケードの下に海の幸を扱うお店を中心に100軒ほどの店舗が立ち並んでいます。

また明石で海の幸を語る際に欠かせないのは玉子焼です。
地元では「玉子焼」と呼ばれる一方全国的には「明石焼」として知られるこの食べ物はいわゆるたこ焼き。一般的にはソースと青のり、鰹節などと一緒に生地がカリカリに焼かれたたこ焼きを食べますが明石の玉子焼は卵を沢山使うため生地がフワフワ、そして出汁につけて食べます。明石には玉子焼の専門店も数多くあり、明石の地酒などと一緒に楽しまれています。

このように、海の幸に恵まれた漁業の街明石。
是非一度お越しになって明石の魅力を感じてみて下さい。